便秘とヘルニアの関係性とは?

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便秘とヘルニアの関係性について

便秘と椎間板ヘルニアには深い関わり合いがあると言われているのをご存知でしょうか?

 

腸と腰は近い場所にあり、腰痛となって現れる椎間板ヘルニアと便秘は密接な関係があるからです。

 

椎間板ヘルニアは、背中の骨と骨のつなぎ目にある「椎間板」というゼリー状の軟骨が突出することによって痛みを生じる疾患です。

 

椎間板ヘルニアと便秘は、切っても切れない関係にあるとも言われています。

 

ここでは、便秘と椎間板ヘルニアとの関係性についてご説明します。

便秘とヘルニアが関係する原因は?

便秘と椎間板ヘルニアが関係するという具体的な原因は何でしょうか?

 

まず、便秘との関連性の前に、椎間板ヘルニアについてご説明します。

 

椎間板は、人間が動くことで生じる衝撃を直接骨に伝えないための、クッションの役割を持っています。

 

椎間板は、20歳を超えるころから、だんだんとその弾力性が欠けていきます。

 

そして進行した結果、日常生活のちょっとした活動や動作で髄核が突出し、椎間板ヘルニアが引き起こされます。

 

背中のどの部分でもヘルニアを起こす可能性があります。

 

しかし、大部分は首や腰といった負担の出やすい部分で起こります。

 

では、なぜ椎間板ヘルニアと便秘が関係あるのでしょうか?

 

椎間板ヘルニアにより、腰の神経が圧迫されると、激しい痛みに襲われて、排便や排尿障害が発生されることがあります。

 

逆に、便秘で腸がふくらみ、血管や神経が圧迫されて腰痛を引き起こす原因にもなり、より身体に負担がかかり悪循環を起こすという事です。

 

以上のことからもさきほど述べた通り、便秘と椎間板ヘルニアは切っても切り離せない関係にあると言えるでしょう。

便秘とヘルニアのストレスから解放されるためには?

便秘と椎間板ヘルニアには密接な関係があることは前述しましたが、そこから解放されるためには、どうすれば良いのでしょうか?

 

椎間板ヘルニアは、慢性的な腰痛をひきおこします。

 

腰痛によって強いストレスを感じ続けると、自律神経のバランスをも崩してしまいます。

 

すると、胃腸の働きを低下させることで、便秘を誘発させます。

 

椎間板ヘルニアによって引き起こされる腰痛や便秘は、ブロック注射や薬物療法・手術によって原因であるヘルニアの治療が必要です。

 

重い腰痛や便秘に悩まされている方は、まずは椎間板ヘルニアによる便秘を疑い、病院へ行って診断を受けることをおススメします。

 

便秘解消のためにも、椎間板ヘルニアによる腰痛を解消し、激しい痛みからくるストレスを取り除きましょう。

 

腰痛によるストレスがなくなれば、自律神経の乱れによって引き起こされる「痙攣性便秘」なども緩和されるでしょう。

 

便秘・腰痛・ヘルニアの関係性は、キチンと見つめなおすことが大切です。

 

そして、腰痛の悪化・便秘の悪化など、悪循環にならないよう同時に治療に励んでください。

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